風邪と抗生物質

母親が生きていた頃、家族が風邪をひいても、母は病院に連れて行かなかった。
「あの医者は効かない薬(=抗生物質)しかくれないから。」
ハテ。そんな前から抗生物質飲まないオシエはあったのか?
母が他界したのは、1994年のこと。

わたしと違って、母はすぐ病院に行く質なのに、風邪のときは「おとなしく寝てなさい」と。

で。親の教えだから、根拠とかあまり考えてなくて、「おとなしく寝てる」もんだと今に至るまで信じていた。
自分はもちろん、娘らが風邪をひいても、病院には行かない。
(もちろん、周囲にインフルエンザがいたり、急な高熱の場合は別。インフルエンザ検査しなきゃね。)

1069597が。先週、わたしが風邪をひいて、最後は40度という高熱を出す事態になったとき。
夫が「風邪なんて、抗生物質イッパツで治る」のだから、「すぐ病院行け」とうるさかった。

その前も、お義母さんが「風邪気味だから、あの子たち(=孫)に会うのはやめておくわ」というのを、「関係ない。風邪は細菌によるものだから、うつらない!」と叱り飛ばしていて。
いやぁ、お義母さん、叱りとばされて気の毒…くらいに思ってたんだけど。

ふだんはバカの典型で風邪をひかないわたしも、うっかり風邪ひきになり、火の粉が飛んできたので、あらためて調べてみた。

というか、さすがに高熱のさなか、積極的に調べるほど根性なくて。
わたしと話した直後にMacに向かったら、急に黙り込んだんで、わたしが頑なに「病院は行かない! 抗生物質は効かない!」というのを説得するため、ネットで調べたのに、不利な記事ばかりがヒットしたんだな?とピンときて、いそいそと調べた、というのがホントのとこだけど。

で、調べたら、風邪は90%の症状がウィルスによるものだから抗生物質は効かない、と。
(抗生物質が有効なケースもあるとのことなので、詳細はお調べくださいな。)

それ、見ろ! わたしの判断は正しかった!

と思ったワケだけど、いったい、いつからそういう説(教え?)があるのか?
わたしは、母親から教わったものと思ってて、、、医療関係者の間では常識らしいけど、わたしが実家にいた1990年くらいまでは、呪文のように抗生物質が処方されてた時代だと思うんだよね。
母が、町医者じゃないトコロで(甲状腺癌の主治医:虎ノ門病院の先生に)教わってきたのかなぁ?

それとも、わたしの母親は動物っぽい本能のある人だったから、自分で感じたルールだったんだろうか?

ともあれ。
抗生物質を飲まなかったカズエ&ナオエ母娘は勝ったのだ!

いつ「抗生物質は効かないんですよね?」と言ってやろうかと思っていた矢先、夫も熱発した。

なので。
「うつりましたね。」
「うつったんだから、抗生物質は効きませんね。」
「なんたって、ウィルスですから。」
「うつりましたよね、ふふふ。」

と、まぁ、めずらしく、鬼の首を取ったような次第です。

 

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